故宮の故事
故宮博物院は、大英博物館、ルーブル美術館、エルミタージュ美術館と並んで世界4大美術館のひとつとして数えられ、中国歴代王朝の遺産が数多く残されています。
【参考文献:国立故宮博物院ガイドブックより抜粋】
故宮博物院が成立したのは1924年。但し国内の政情不安や日中戦争などの影響で度々文物の保護を目的に移動が繰り返された。
1924年 辛亥革命によって清王朝が倒れ、末代皇帝の博儀は紫禁城を追われた。
1925年 故宮の接収、文物の点検を行い、故宮博物院は正式に成立。
1931年 満州事変が勃発、戦争の局面が緊張する中、政府は戦火を避けるために文物の南遷を決定。
1933年 文物は北京から上海に移動。
1936年 南京の倉庫が完成し、南京へ移動。
1937年 芦溝橋事件が起こり、さらに貴州・四川へと移動。
1945年 日中戦争の終結に伴って、文物は疎開した3箇所から南京に移動。
1948年 政情が不安定のため、上海から軍艦で台湾の基隆へ移動させることを決定。
1950年 台中の霧峰へ移動。途中一時的に台中の北溝に保管された。
1965年 現在の外双渓に移り、国立故宮博物院として会館。
故宮と中央両博物館の作品のほか、50年もの間に購入・寄贈品を加え、総数は65万点を超える。
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